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Pacific Sleep Post [Vol.3] 睡眠と肥満

みなさん、こんにちは!
快眠ライフのお手伝いをする睡眠歯科のパシフィックデンタルです。

前回の食事と睡眠に関係のある肥満について、

肥満がどのように睡眠と関わりがあるのか?

をお話しします。

睡眠時間が6時間以下の人はBMIが高く太りがちです。
ですが、9時間以上眠る人もBMIが高い傾向にあります。
BMIとは肥満の程度を示す指数のことを言います。

《BMIの計算方法》
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMIに基づく肥満の判定基準

 

なぜ睡眠不足で肥満になるのでしょうか?

    以下の2つが主な理由とされています。

    ①睡眠不足は食欲を増加させるグレリンというホルモンの分泌量が増え、
    食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌量が減ります。
    また夜はエネルギー消費が低下する反面、食欲が増し摂取カロリーが高くなるため太りやすくなります。
    さらに寝不足のお口は甘いものや油っぽいものを欲しがるという実験結果もあります。

    ②睡眠が足りていないと昼間でも眠くなり、疲労感が強く運動をしなくなり運動不足の原因となります。
    そのため運動不足になり肥満の原因にもなります。
     
    逆に9時間以上眠る人は、睡眠中にいびきをかいていたり睡眠時無呼吸症候群などの疾患がある可能性が高いという
    実験結果があり、寝ている時間は長くても睡眠の質が悪いと、眠気が解消されません。
    そのためBMIが高い傾向にあり、また肥満の人が睡眠時無呼吸症候群になりやすいこともいわれています。
    肥満は「高血圧」と「糖尿病(2型糖尿病)」と関連が強いものでもあります。

    十分な睡眠をとると血糖値が下がったり、さまざまなホルモン分泌が正常化したりします。
    睡眠負債(睡眠不足)をなくすだけで肥満の予防だけではなく日々の体調を整え病気の予防にもなります。

    食事と睡眠には大きな関わりがあるということを知っていただけましたか。
    毎日の食事と睡眠に気を使って生活習慣を一緒に見直してみませんか?

    次回は睡眠と体温の関係についてPostします。

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